2012年03月30日

古いPCはL・・・今すぐ投げ捨てろ

古いPCを頂く機会があったんで、10年ほど前に言われていた言葉「古いPCはLinuxを入れて使えば使える」を信じて使ってみることに。
スペックはおおざっぱに
解像度1024x768
セレロンM1.4Ghz
メモリ512G
HDD80G
無線LAN
ビデオカード Radeon EXPRESS 200M
他に、フロッピーディスクだのSDカードスロットだの無駄についてたりUSBスロットが3つあったり、DVDが焼けるし
買った当初は割と機能豊富なお値打ち品だったのかもしんない。

まずはSlackware
最新版の13.37はインストール自体は非常にユーザーフレンドリーにしてくれているので問題はなかったんだけど、何が必要で何が必要でないのかわからないので、とりあえず全部ぶちこむ
で、入れた後に何をしていいかわからない。
使用用都がはっきり決まっていて、その方向に調整できるスキルのあるユーザーなら充分使えるんでしょうけどもー、とりあえず動いただけで満足いたしました。XFCEだっけ?GUIも割と軽快に動いていました、が。
僕は無線LANのWPA設定で躓いてぶんなげました。

二つ目はLinuxMint12 LXDE
一応LinuxMintの最新版のメモリとCPUにやさしいライトウェイトバージョン。
CD入れてインストールするだけ。無線の設定も簡単。インストール後Seamonkeyとmozcをぶっこんだら割とそのまま使えるお手軽インストール。
起動までは時間がかかるけど、起動してしまえばそこそこ使える。が、日本語入力にmozcを使うと、キーボードの入力についていけないことがたまにあるので、少し気を遣って入力する必要があり。
Chrome(Chromium)はメモリ食いなので窓を何枚も開くとツラそうな気はするけど、1・2枚ならなんとか機能はしていた。
いつ固まるんだかわからない怖さはあったけど。
貧弱スペックならSeamonkeyを使うほうが無難っぽいでしょう。こちらは(文字入力以外は)軽快に問題なく使えて、それなりにブラウジングはできました。
テキスト入力や、非動画のブラウジング、メールチェックと軽い用途ならまあ使えることは使える、ぎりぎりいけるかな?っていう許容範囲の動作。

Mint12でもLXDEならそこそこ動くってことは、Xubuntuでもそれなりに動くかもしんないですね。
Linuxは軽いから古いPCでも・・・っていうのはサーバー用途とかなら問題ないかもしれないけど
デスクトップ用途だとそれにあわせたディストリビューションを探すのが中々大変かもしれない。一応動くっていっても他に探せばもっと快適なディストリビューションもあるんだろうけど、
windowsしか使ったことがないユーザーが一体どこまでそんなことを調べることができてインストールまでこぎつけることができるのやら・・・


シングルコア時代の古いPCなら、Linuxに元から馴染みのある人でもない限りは素直に新しく買った方がよいかと思います
どうしてもっていうならXubuntu辺りを試して、それでもダメならやっぱり諦めた方がよさそうな。
ハードにあわせたソフトの設定とか、いじってるのは楽しいけどみんながみんなそういう時間を取って、それを楽しめるってわけでもないですしね・・・今はPCも安いし・・・5万くらいでもそこそこ動くの買えるし・・・動かすこと自体が目的でもなければ・・・苦労の割には・・・ねえ・・・




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Posted by takayaso at 20:44│Comments(0)デジモノ話
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