2011年05月13日

KILLING FLOOR

以前に読んだTHE HARD WAYで興味を持ったJack Reacherシリーズの第一弾の作品。

何の変哲もない田舎の町で身に覚えのない殺人容疑で突如警察に拘束されるJack。無実なのにそのまま拘留され、凶悪犯のいる監獄に誤って放りこまれて何度も危険な目に遭い、ようやく刑務所から抜けだしてきて
厄介な大事から免れて自分の旅を続けようと思ったら、それが他人事ではなく事件に関わるハメに。

物語内に出てくる殺人鬼の集団が一番印象的だったかな。全身白いビニールの防護服に身を固めた数人の男が
釘やノコギリなど、苦しめ尽くして殺すためだけの道具を持って雨の中、獲物の家に忍び寄るシーンは非常に不気味。何度となく身震いをする恐ろしい話でした。磔にされた被害者と血だらけの部屋が非常におぞましい。
こういう拷問というか見せしめの殺し方ってメキシコマフィアか何かのやり口だったっけ?なんかの映画で見たような見てないような。

犯人と思しき人物達はなんとなくわかるけど、事件の全容が中々わからないまま次々と繰り返される殺人。
関係性がわからない多数の出来事が一つの線でつながれていく様がとっても面白く、読みだすと続きが気になってきて止まらなくなるお話でした。これは確かに読み応えのある小説。



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Posted by takayaso at 23:04│Comments(0)英語で娯楽
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