2011年03月18日

密室の鍵貸します

白夜行同様、これも電車の中で読むのに乗車直前に適当に選んで読んだ本でした。
東川 篤哉氏のデビュー作。
ミステリーの方はあまり読まないのでトリックの出来がどうだこうだとかそういうのはわからないんですけど、
ストーリーの最初から最後まで続くユーモラスな空気と、そのユーモラスさの中にさりげなく織り込まれた
事件の発端が中々面白かったです。
全ての点が一つにつながっていって真相が見えた時、「なにこれ」って呆気ない気分になるようで、
だけど意外とそこがよく出来てるのかもしれないですね。

東川 篤哉氏の本はこの一冊しか読んだことはないんだけど、飄々としたユーモラスな話は僕はとっても好きでした。

なんで今更8年前の本の話題を出したかっていうと、最近、同氏の作品「謎解きはディナーのあとで」がベストセラーになるほどの大人気で、近所の本屋さんでも大量に平積みされてるのを見て、こっちのほうもとても興味が出てきたからです。すごいですね。75万部発行ですって?超一流作家じゃないの!

謎解きはディナーのあとでを読んだ人、
密室の鍵貸しますも面白いよ!!

って言いたかっただけ

新書より、文庫の方が表紙が好きだな


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Posted by takayaso at 19:32│Comments(0)かんそうぶん
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